これは、2019年に、緑の牧場キリスト教会の中学生・高校生の分級で自由に話し合ったことのメモです。


中高科  「時間を効果的に使うには」 の まとめノート

■中学科 時間を効果的に使う
教会学校中高科では、「時間を効果的に使うには?」ということをみんなで考え合っています。
前回は、痛みや苦しみをどう受け止めるか。神様はそれについてどのように考えておられるか、を考えました。
それが終わって、次に何を考えようか?と問うたところ、「時間を効果的に使うにはどうしたらよいか考えたい」という希望がだされました。
そこで、中高科ではこの問題についていっしょに話し合っています。

■時間は、平等でもあり、不平等でもある
時間は、平等という面と不平等という面の二つの面があります。
誰もが一日24時間ということにおいては、時間は平等です。
しかし、その時間をどのように過ごしたかその内容、濃さにおいては不平等です。
また、人の寿命もまちまちですので、その面でも時間は不平等です。

■時間を効果的に使うには…人生のゴール(目的)を明確に持つことが必要
神様から与えられた一生という時間を、私たちはどのように効果的に使うのでしょうか?
中高科の子どもたちは一生懸命に考えてくれます。
時間を効果的に使うには、ゴールを定めることが必要ですね。
神様から与えられた一生という時間を、私たちはどのように効果的に使うのか?
人生のゴール、目的をしっかりと意識する、ということで子どもたちの考えは一致しました。

■人生のゴール(目的)…そこで大事なことは、Being > Doing ということ 

さらにここで一つ、問いが生まれました。
人生のゴール、目的はどのように決めたらよいのか、という問いです。
人生のゴールについて考える時、二つの違った考えがあります。
一つは、一生という時間の中で、どのような仕事を成しえたか、というもの。
もう一つは、一生という時間の中で、どのような自分を育てることができたか、というものです。
かつて使っていた言葉で表せば、ビーイングとドゥーイングの違いです。
一生の間で、何になったか、と何をしたか?です。

子どもたちは、どんな自分を育てることができたか?を人生のゴール、という考えを選びました。
どんな務めや働きをしたかは、そのための手段です。
つまり、自分の人格を育てるということが人生のゴール、目的。その手段として、務めや仕事があると考えました。

■礼拝への招きに応えることと、人生のゴールは密接な関係がある
自分の人格を育てることが人生のゴール。
そのゴールを果たすための務めや仕事はたくさんあります。

そして、自分の人格を育てることは、毎週礼拝を捧げることと、非常に深い関係があると私は考えます。
みなさんはどうですか?

■落ち込まないで、絶えず前に進む考えは…Bである

A:目的→計画→実行 …ここで終わると、実行した時点で失敗すると、おちこむことになる。これはよくある落ち込みのケースなので注意が必要です。

B: 目的→計画→実行→間違いを正して計画しなおす→実行→…
 これだと落ち込むことはない。失敗もまた成功への道であると考えることができる。

■みんなの知恵を集めました(書かれているそのままに記述しました。)

〇具体的に
 ・過去と未来の真ん中にオレらは”今”生きていると考える
 ・いつも笑っていることにする
 ・逆から計画を立てる 提出日→確認日→やる日、というようにすると余裕が持てる
 ・やる気が起きない→単純作業をする→脳の側坐核が刺激され→やる気が出る
                             (クレペリンの発見)
 ・メモをする→整理ができる
 ・机の上をきれいにする(理想は何もない状態)→精神的プレッシャーがなくなる
 ・持ち物は定位置に置いておく
 ・自分が弱い時は強い人を見て、マネしながら学ぶ。
 ・まず始める。効率的に使う方法ばかり考えすぎると時間が無駄になる
 ・忙しいということを言っていると、やらない→もっと忙しくなる→先送り
  とどんどんドツボにはまる
 ・時間よりも内容です 北条政子
 ・携帯、スマホ に時間を奪われないように…キリグセを付ける

〇目的意識
 ・今、やっていることを意識しながらやると成果があがる!
  FE→勉強、筋トレ
 ・目標と目的を決める→目標は単なる目標。達成した方がいいけれど達成しなくても 
  よい。ただし、目的は達成しなければいけない。
 ・今、何のためにこれをしているのかを考えていきましょう。織田信長
 ・何をしたいかこころに問いかける。

〇バランス
 ・自分に合わせたバランスを保つこと→無理なく進める
 ・ありのままの自分を受け入れて、少しずつ前に進む
 ・人生、いつ終わるかわからないから、明日終わるならぼちぼちあるくこともしたい
 ・笑いたいときは笑え、泣く多い時は泣け、やりたくない時はやるな、止めたくなっ 
  たら止めちまえ→これをずっと続けていると社会不適合者になる→やりすぎはダメ
 
〇休憩
 ・息抜きOK→息抜きしすぎになる
 ・働いたら負け サラリーマン
 ・タイマーで管理する→でもタイマー通りに動かなくてもよい。休憩の時間はタイマ
  ー通りにする。
 ・あきらめも必要
 ・休みを大切にする  ちゃんと寝る…寝る子は育つ  寝なければ集中できない

〇神様といっしょに
 ・神様と人のためにする
 ・神様がいてくださるのでベストを尽くせると知る
 ・Be 明日、死ぬとしても後悔のないように生きるのが目標

〇そのほか
 ・自分はもっと良い人に変わることができる。未来も変えられる。
 ・結果? いいえ・はい →どちらも努力 徳川家
 ・成功しても失敗しても原因を考える→もっと伸びる。
 ・原因追求ではなく、解決方法を見出す。
  〜が悪い、ではなく、どうすれば〜を考える。
 ・失敗することもある→なんで失敗したのか、明日までに考えていてください。そう
  すれば何かが見えてくるはずです。
 ・自分を追い詰めずに励ます。 もうだめだ→今やれば大丈夫。 もっと早くすれば
  よかった→らし、今度その教訓を生かそう。 失敗した→良い経験をした。
 ・完璧主義に陥らない。完璧主義ではなく、少しずつ改良する努力主義に。
  完璧にしなくては…と思うだけでプレッシャーになる。最初は50点でOK。
  少しずつ伸ばしてゆこう。
 ・自分だけのプチ〆切を作ると余裕がうまれる。
 ・日本国憲法第九条 「平和主義・非核三原則」核兵器を持たず、作らず、持ち込ま 
  せず。
 ・難民をなくそう。国連難民高等弁務官事務所、がんばれ。
 ・失敗恐怖→ どんどんできない恐怖が増してくる。最初の4分間、まずやってみる。
 ・エレファント・テクニック…そのうち病ではない。
  大きなことは細かくしてステップ・バイ・ステップでしていく
 ・時刻感覚ではなく、時間間隔を持つ
  7時から8時までにこれをしよう、ではなく一時間でこれを終わらせよう、にする。 →時間の見積もりができるようにする。