キリスト教の葬儀
きれいな花々に包まれ、慰めに満ちた賛美と希望のメッセージによって行われる
キリスト教式の葬儀を希望される方が増えてきていると聞きました。
イエス様は十字架にかかられて死なれた後、三日目に復活してくださいました。
それは、私たちもまた死の後に復活し、天国で永遠の命(すばらしい満ち満ちた命)
を送ることができる証でもあるのですね。
パウロという人が、
「私にとっては、生きることはキリスト、死ぬこともまた益です。」と言いましたが、
イエス様の救いによって、私たちの死はすばらしい命への入り口となりました。
ですから、キリスト教の葬儀には、
故人と家族が別れる悲しみもありますが、その根底には平安と希望があるのです。
そのことがご遺族の方々の励ましとなりますようにと願っています。
葬儀は、故人とその家族に命を与え、
さらに永遠の命を与えてくださった神様に対する礼拝です。
以下は、緑の牧場キリスト教会の葬儀の場合です。
(他の教会の場合もだいたい同じであると思いますのでご参考にしてください)
1.家族から牧師に連絡
2.牧師からご遺族が希望される葬儀社に連絡
・(ご遺族と葬儀社と牧師で話し合います)
・(牧師が話し合いに入ることにより、葬儀や金額のことを、ご遺族と葬儀社の双方の合意の上で進めることができます)
3.死亡の確認と死亡診断書の作成
4.遺体の処理
5.前夜式 賛美歌、聖書、お祈り、短いメッセージ、賛美歌、お祈り、報告
6.葬式 奏楽、聖書、賛美歌、お祈り、故人略歴、メッセージ、お祈り、賛美歌、慰めの言葉、賛美歌、あいさつ、出棺
7.火葬前式 賛美歌、聖書、お祈り、火葬、賛美歌、お祈り
8.納骨式 賛美歌、聖書、お祈り
この後は、決められた集まりはありません。
しかし、ご遺族の方々に神様からの慰めが与えられ、次第に元気を取り戻されることを目的に
ご遺族の方々の希望により、ご遺族を訪問し、記念会やお祈りの会を持つこともあります。
主は復活されたのだ!
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十字架の部分はくり抜かれていて、向こう側が見えるようになっています。 故人の御遺骨はこの中に入れられます。
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葬儀ではイエスキリストの十字架の赦しと復活の出来事に基づき 亡くなられた方の復活の希望、天国での再会の約束が語られます。 神様にある慰めと希望をごいっしょに受け取りましょう。 |
冠葬にもどる… | |||||